2013年11月21日木曜日

片付け

瀬戸内男木島へ向かってます。
今期最後の滞在です。
今日から数日で、作品「うつしみず」の撤収作業をしてきます。
今年の始めは2ヶ月の滞在制作。
芸術祭会期がはじまってからも、度々訪れました。
撤収後はしばらくは島へ行けないだろうな。

長かったようであっとゆうまです。
なんともせつない気分。
いつも作品の片付けの時はこんな気持ちがつきまといますが、
今回はプロジェクトが決まってから会期までとても短い期間での制作。そしてはじまれば長期間の展示。ということもあり、なおさらせつない感じがします。

今期最後の滞在は、島の美しい景色をたくさん目に焼き付けてこようと思ってます。
お天気もよさそうだし楽しんできます。

写真は新幹線からの富士山。
この旅路もしばらくはないかな。としみじみ。

2013年10月2日水曜日

秋会期はじまります。

ついに、瀬戸内国際芸術祭2013の秋会期が今週末5日(土)からはじまります。

3つの季節に渡った長い会期。
こんなに長い期間作品を展示するのははじめての経験。

今日は久しぶりの男木島に向かっています。
作品メンテナンスをしてきます。

秋晴れの瀬戸内海。
さわやかな秋旅です。


秋会期は11月4日(祝)まで!
秋会期をもって今年の瀬戸芸は閉幕となります。

まだの方!ぜひみにいらしてください。

写真は瀬戸大橋からの眺め

2013年8月13日火曜日

「うつしみず」

お盆休みもはじまって瀬戸芸、盛り上がっているようですね。
男木島もきっと島の方々と芸術祭のお客さんと。
たくさんの人で賑わっているのだろうな。
情報を聞くたびにそわそわしています。
友達もたくさん行ってくれているみたいで。
とてもうれしい限りです。ありがとうございます。

暑いので水分補給しっかりと!元気に行って帰って来て下さい。
人も多いと思うので、余裕をもったスケジュールで!


そういえば、作品についてしっかりとここで書いていなかったような?
と思い。
今日はうつしみず作品について。

素材は全て男木島島内で頂いて来た、使わなくなった物達です。
漁具農具などなどさまざまな物を作品に使っています。

「うつしみず」は瀬戸内海の波のない静かな海面に島影(島の生活)がうつりこんでいる様をイメージして作っています。
なので吊り下げられている古道具は上の面が水平に揃っていて、海面を現しています。
そして吊り下げられている古道具で瀬戸内海に浮かぶ島が水にうつり込んだ形を作っています。

窓の外にみえる大槌島小槌島と一緒に島影をリンクさせながら、
ゆっくりと畳に座ったりしながら眺めてもらえるととてもうれしいです。

時間帯によっても、天気によっても少しずつ違った表情にみえますよ。

アートめぐりをしていると時間管理が大変かと思いますが
作品の家の中ではほんの少しでもほっとして、心静かに眺めてみて下さい。

では!よい旅を!

2013年7月14日日曜日

夏会期まであと一週間

瀬戸内国際芸術祭2013夏会期まであと一週間となりました。

私は春会期前に作品も完成しているし、夏会期前のメンテナンスも済ませて来たし。
で、春会期オープン前よりも随分気持ち穏やかです。
庭の朝顔ちゃんと育っているかなぁ?

たくさんの人に男木島の魅力を発見して帰ってもらいたいな。
と思っています。
たくさんの人が訪れるのだろうな〜。
男木島の石塚作品「うつしみず」も忘れずぜひ見て帰って下さい。

島に来たらゴミは持ち帰る、島の人にあいさつをするなどなどマナーを守って
楽しんで下さい。
夏は暑いので熱中症対策も忘れずに!

夏会期は7月20日〜9月1日マデ
秋会期は10月5日〜11月4日マデ


うつしみずまでの簡単な手描きの地図↓


2013年7月5日金曜日

報告展はじまりました!




昨日よりokeba gallery & shopにてうつしみずプロジェクトの報告展がはじまっています。
今日はあいにくの雨模様で残念ですが

7月22日までです。ぜひみなさまお出かけください。
okeba blog に展示について書いてもらっています!
→ http://okeba-g-s.blogspot.jp/2013/07/blog-post_4.html

↓↓↓ 展示詳細 ↓↓↓
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うつしみずプロジェクトーたくさんのちいさなお話ー
石塚沙矢香 瀬戸内国際芸術祭2013報告展

日時:
2013年7月4日(木)ー22日(月)
平日11:00-17:00 
土日祝11:00-18:00 
最終日は16:00まで

場所:okeba gallery & shop

・・・・・・・・・・・

2013年6月23日日曜日

メンテナンスとあれこれ

思ったよりも作品が問題すくなかったことと。
おなじみの慣れたこえびさんたちのおかげで、メンテナンスは順調に終わり、
おかげさまで、一日はやく帰宅です。
(やっちゃん、かをりさんみさほさん!いつもありがとうございます)

集中していくつかの大きなズレをなおしたり、
庭の草抜きをしたり。
気になっていた窓の遮光の為の和紙を貼りなおしたり。
そしてタイトルも設置してきました。
お庭には、島のいばさきさんが朝顔を植えてくれました。
成長が楽しみです。

もしかしたら、春会期初日よりもいい具合になっているかも?
なんか少しピリッとしている気がします。
この変化は私と今回手伝ってくれた3人しかわからないかもしれないぐらい些細なものです。

昨日は休憩時間に、豊玉姫神社のとなりでお店を出してる井場崎さんのお店で
ソフトクリームを食べました。

ここはほどよく木影もあって、風も通って気持ちよい!景色もいいし。


今朝はさわら漁にも誘って頂き、早朝の海にでてきました。
本当に穏やかな水面で、島々の島影が美しくて、
そして男木島をゆっくり眺めてきました。

さわらも釣れて、しかもお土産に一匹頂いてしまいました。
ありがとうございます!

短い島滞在でしたが、いつものおなじみのみなさんとも会えたし。
冬の滞在よりもすこしゆったりと島を満喫できた気がします。

あー、またはやく男木島に行きたいなーと、帰りのフェリーで思ってしまいました 。
夏の島もとても素敵なんだよなー。と。



2013年6月20日木曜日

うつしみず作品メンテナンス

明日6月21日〜24日まで男木島で作品のメンテナンスをしてします!
あいにくの雨模様のようですが。
吊り下げてある男木島のたくさんの物たちがずれてないか、チェックします!
ずれてたらなおします。

あとはお庭など、草がだいぶ生えてきているらしいので、なにかしら対策をしたいと思います。
もさもさしつつもきれいめに。バランスが難しそうな予感です。

6月は随分気候も暖かくなって(というか蒸し暑いのかな?)
寒くない!というだけでなんだか気が楽ですね。
久々の島滞在。

島のみなさん元気かな?
久しぶりに会うおなじみこえびさんたちも楽しみだ!

写真は雨の瀬戸大橋からの風景。
うーん。なんもみえない。
近くの島がかろうじてみえてます。

報告展示をします。



3月に開幕した瀬戸内国際芸術祭2013石塚沙矢香の作品「うつしみず」の報告展示。

協賛していただいた熊澤酒造内のokeba gallery &shopに,
作品をより面白くみれるよう、舞台となっている男木島の話や制作秘話を集めます。
写真と動画等を中心に展示、ポストカード等も販売予定です。


この夏瀬戸内海まで作品を見に行く人も、みに行けない人も 。
楽しめる内容にしようと思っています。





・・・・・・・・・・・

うつしみずプロジェクトーたくさんのちいさなお話ー
石塚沙矢香 瀬戸内国際芸術祭2013報告展

日時:
2013年7月4日(木)ー22日(月)
平日11:00-17:00 
土日祝11:00-18:00 
最終日は16:00まで

場所:

okeba gallery & shop
〒253−0082 神奈川県茅ケ崎市香川7−10−7熊沢酒造敷地内 
http://www.kumazawa.jp/okeba
tel: 090-2249-6112(okeba専用)  
mail: okeba@kumazawa.jp

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ぜひみなさまいらして下さい。

2013年6月18日火曜日

朝日新聞DIGITAL掲載!

 朝日新聞のWeb上のページ「朝日新聞DIGITAL」に掲載されました。
男木島の特集ページが組まれていて、その中に石塚の「うつしみず」も紹介されています。
(このページは、購読等の申し込みなくてもどなたでもみることができます。)

とても素敵なページ構成になっています。
男木島の写真とイラストがセンス良く組みあわさっています。
そんな中に、うつしみずも紹介されています。

男木島の特設ページは→こちらhttp://www.asahi.com/culture/art/setogei/ogijima/

朝日新聞DIGITALの瀬戸内国際芸術祭のページはhttp://www.asahi.com/culture/art/setogei/

夏の瀬戸内国際芸術祭への旅の参考になりそうですね。


2013年6月12日水曜日

MEN'S NONNO掲載

おしらせ遅くなってしまいましたが、
メンズノンノ6月号に「うつしみず」作品掲載されてます。
193ページです。
表紙は瑛太さん。

ノンノモデルの坂口健太郎さんが瀬戸内を旅してまわって行く特集の中です。


2013年5月3日金曜日

TV放映

ケーブルテレビのJ:COM湘南「ぷらいどinちがさき」にて
5月石塚がゲストとして出演します。
先日、インタビュー等たくさん答えてきました。

こちらの番組はDJ・HAGGYさんが出演の番組です。
インタビューが苦手な私としては、ハギーさんは気さくな方で、
お話しやすかったです。ほっ。
瀬戸内国際芸術祭の「うつしみず」の事を主に、
 今までの作品制作についてもお話ししました。

どんなできあがりになっているかは、私もまだみていないのでドキドキですが。
お家でJ:COMがみれる方はぜひご覧ください。

■J:COM湘南、J:COM横浜にて 5月1日〜5月31日毎日数回放送





2013年4月22日月曜日

春会期終了しました。

おかげさまで、無事春会期が終了いたしました。

途中の地震でも何事もなく、
他問題もなくひとまず春が終了できたことに、
島の方々、こえび隊はじめ関わってくださったたくさんの人と、
来場してくださったたくさんの人に
感謝です。

ありがとうございます。

私としては桜の季節の作品を見逃したのが心残りですが。
まぁ、しょうがないです。

次は夏会期、7月20日からです。
同じ作品を展示します。
その後一旦閉まって、また秋会期があります。

春にこれなかった方々、ぜひ夏の旅、秋の旅の予定をたててみてください。


私の作品は写真はあくまでも記録。
船に乗って島に着いて、そして作品の中に入っていく。
作品を体験しなければ味わえないものが、私の作品の中で一番大切な核となるものだと思っています。

ぜひ体験しにいらしてください。

どんなに上手に写真を撮っても人間の目にはかなわないのです。
人間の目でしかみれない風景があります。


そして私の作品をきっかけに島の美しい景色、独特の時間の進み方に出会って欲しい。と思っています。


写真は春最終日の最終便のめおん。
たくさん手をふってくれました。
そしてたくさん手をふりかえしました。

2013年4月20日土曜日

春会期終わります

本日は一日男木島です。
家族とゆっくり男木島アート巡りです。
今晩はいつもお世話になっている民宿さくらさんに宿泊です。

今日はとっても寒くて、からだが冷えきってしまいましたが、
島ののんびり時間に癒されています。

せっかくなのにお天気はいまいちなのが残念。

今日もうつしみず作品はじめ、島の他の作品にもたくさんの方々がいらしてくださいました。
写真はうつしみず作品の中。

ゆっくり、畳に座ったりして眺めてくれるとうれしいです。
写真撮影はオッケーですが、カメラにすぐに撮って納めるより、
心で身体でたくさんみてゆっくり感じて欲しいなーと思っています。

2013年4月19日金曜日

AERA掲載

今週の木曜日15日に発売されている。
4月22日号のAERAに
「うつしみず」の写真がのっています。文章でも作品について触れて下さっています。
ぜひ書店でチェックしてみてください。

ふたたび男木島

気づけば、あっという間に桜もすっかり散って、
日差しがつよくなって、ゴールデンウィーク目前。
今年は季節の移り変わりについていけていないです。

島から自宅の大磯にもどって、今までためこんでいた、いろいろなことを日々追われながらやっていたら。

瀬戸内国際芸術祭の春会期も残りわずか。
時が経つのははやいですね。

いま高松にむかっています。
ちょうど瀬戸大橋をわたっているところです。
美しい島々の景色と瀬戸内海の穏やかなみなもが迎えてくれてます。

今日から数日男木島にいます。

春会期は今週末4月21日までです!

この週末、ぜひ春の瀬戸内海の島々にお出かけください。
私の作品「うつしみず」は男木島でお待ちしています。

なお、うつしみずは夏会期秋会期でもみれますので、春に来れなかったみなさま、
ぜひ夏、秋と旅の予定をたててみてくださいね。

2013年4月12日金曜日


先日男木島より、桜の便りが届きました。

今年は例年よりかなりはやいらしく、
わたしは見事に、桜を見逃しそうです。
(例年は4月20日前後に満開だそうですが。)

うつしみずの作品の窓からは桜の木がよくみえます。
作品と桜と瀬戸内海と島々を一緒に、みたかったなー。
と、とってもとっても残念です。

もう散ってしまっているのでしょう。

写真は4月6日のもの。満開だそうです。
この後の嵐でかなりやられたのだろうなー。


2013年4月6日土曜日

The Japan Times掲載

The Japan Times に掲載されました。
2013年3月28日(木)12面 arts のページです。


写真がかなり大きいのでうれしいです。

web版はこちら↓
http://www.japantimes.co.jp/culture/2013/03/28/arts/unearthing-the-seto-inland-seas-social-landscapes/#.UVOJK4lhhaA

開幕の日の四国新聞

瀬戸内国際芸術祭2013開幕の日は、地元新聞で大きく報じられていました。
四国新聞には1枚裏表が芸術祭のインフォメーション紙面。







この写真の裏面は芸術祭が開催される島々の地図。が大きく印刷されています。









四国新聞1面には 開幕の記事。

そして8面に渡って芸術祭の特集ページが組まれていました。すごい!

そんな具合で、盛り上がりをみせていました。
夕方のTVでも開幕が多く報じられていましたよ。
開幕前もいくつか私も含め芸術祭のニュースがながれていました。
いろいろ放映されていたそうですが、TVがないので私はほとんどみていません。。
みたかったなー。

関東に帰ってくるとまったくもって、本当に今開催されているのかなー。
なんて気分になりますが。

本当にアートのお祭りが今、まさに開催されているんです。

ぜひアートのお祭りに行ってみて下さい。

悪天候のため休館

本日4月6日、うつしみず作品悪天候のため、12時までで休館いたします。

せっかくの週末なのに残念です。
がしょうがないですね。

来場予定されていた方、すみません。
船の欠航なども各島であるそうですので最新情報にご注意ください。

強風等で何もないことを祈ります。

2013年4月5日金曜日

産経新聞掲載

産經新聞に掲載されました。














2013年3月17日(日)24面です。
香川のページです。

記事のほとんどがうつしみずの話になっています。

web版はこちら↓
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130318/wlf13031809000006-n1.htm

web版だとカラー写真で、枚数多いです。

読売新聞掲載

開幕直前の準備の模様が読売新聞に掲載されました。
2013年3月16日(土)33面
香川のページです。












写真は最終調整中の様子。
小さな籠がすぐに傾いて来てしまうので、
それを水平に安定させる為に
ワイヤーをもう一本つけてなおしている所です。

写真をクリックすると大きくなるので文章も読めるかもしれません。

男木カレーのことも書いてありますね〜。
男木島に行ったらぜひ男木カレーも食べてみて下さいね。
島のお母さん達の試行錯誤の末できた、
海の幸と、男木の名産の南京豆が入っていてちょっとめずらしいカレーです。
島のお母さんたちの味、ちょっと懐かしい感じのするおいしいカレーです。

2013年3月25日月曜日

OZマガジン掲載















OZ magazine4月号に掲載されました。
123、124ページです。
すてきに作品写真を載せていただいています。










そして、私のインタビューもちょこっと載ってますのでぜひチェックしてみてください。
掲載写真は実は2月前半のものでやっと一部分できたところのものなんです。窓ガラスもよくみるとまだはまっていませんね。
冬の空気感がなつかしい。
うーん、ほんと寒かったです。

2013年3月21日木曜日

はじまりました!


昨日、瀬戸内国際芸術祭2013が開幕しました。
私の作品「うつしみず」も、みなさまのおかげでなんとか無事完成しました。
たくさんの応援、御協力本当にありがとうございました。

私の作品ナンバーは47番。
展示場所はフェリーの着く港から徒歩5分。鳥居をくぐって左上の方へ登っていってください。
集落の 中腹。
ドリームカフェのちょっと手前です。


うつしみず、初日から沢山の方にいらしていただき、嬉しいかぎりです。
初日あいにくの雨でのスタートでしたが200人越えの入場者数に驚きと興奮です。


当日の朝まで制作をしていて、本当に人がたくさんくるのかなぁ?と、
静かな島で思っていたのですが、

開会式に行く為に高松でフェリーを降りた時のめおんに並ぶひとの多さで
開幕を実感しました。

男木島も人が増えて盛り上がっている感じ。

男木島は本当良いところ。
ぜひゆっくりと島を散策しながら
アートめぐりを楽しんでください。

時間があれば、男木島に宿泊して夕陽をみるのもオススメです。

2013年3月18日月曜日

あと2日

昨日今日と、使わなかった素材を片づけたり、
いらない物をゴミに捨てたり。
庭の石を動かしたり。
思いのほか力仕事

こえびさん、本当にありがとうございます。

本日、吊るしたかった最後の3つを吊るして。ちょっと感動しました。
『ついに、最後の一個が来た!』言う感じでした。

他にも暗い中に水がめを照らす作品の照明微調整したり。いろいろ。

公式キャプションが、届いたり。
視察の方々が沢山周って来たり。

いよいよ会期はじまります。

瀬戸内国際芸術祭の詳細はこちらのURLより。⇨http://setouchi-artfest.jp


写真は公式キャプション。
いよいよだなー。

2013年3月12日火曜日

あと少し

いよいよ、制作も大詰めです。
おおよその全体感はできたので、
あとは、細かくみてむずがゆい感じのところをなおしたり。
形をシビアにみてゆく作業です。

庭や家自体の大工仕事もあります。

島にある古材を使って壁など をつくりました。
まったく同じ材ですべて揃えることができないので
いろいろむずかしい。。
スッキリ、なおかつまわりから浮かずに。

先日は豊岡から大工の強力助っ人がきてくれました。
たかしおじさんありがとうございます!
大磯からも応援に駆けつけてくれました!ありがとうございます!


制作を振り返ってみると、作品は本当に沢山の人達に助けられてできていて。
ひとつひとつの場所に気持ちが入っています。
そういうことひとつひとつが、作品のいい雰囲気のひとつになったらいいな。と思っています。
昨日も久々に会う友人が駆けつけてくれました。

残りあと少し。
神経を研ぎ澄まして完成にむかっていきます。

2013年3月7日木曜日

水仙まつり

先日3月3日、男木島では水仙まつりが開かれていました。
島にたくさんの人が訪れてにぎわっていました。

舟も増便されてました。

港では島の人達がお店を開いて、活気づいていましたよ。
私もひさびさの賑わいに端から端まで美味しいものを買いだめしてしまいました。

港の音はよく坂の上に響くので、
港が賑わっていると島全体に響きわたるんです。
最終便が行った後はいつにも増して、
しーんと島が静かに感じました。

2013年3月5日火曜日

今日の現場

昨日今日とこえびさんに、窓ガラスをピカピカに拭いてもらいました。

外からの光が綺麗に入って。うれしいです。
ガラスがはまってないみたいです。
それだけで空間の質が、かわります。

それに、私の大工仕事の不器用をみかねて、
島の方が飛び入りで手伝ってくれました。
ありがとうございます!
いろいろ学びました。


何だか今日はスタッフさんの視察や、雑誌取材、他視察などの方々が現場にいらして

あ、いよいよ会期が近づいてきたんだなぁという感じです。

作品の周りにあるごちゃごちゃしたものの片づけや掃除をすると、
気になることが明らかになり。

まだまだ、完成までやることは沢山。

最後の微調整が重要ポイントです。

どきどき。

写真は作品チラ見せ。
夕陽とおちゃわん。

2013年3月4日月曜日

トーク@okebaのこと

2月23日に茅ヶ崎の熊澤酒造にあるokeba gallery & shop
で行った「アートと場所の関係性」暮らしの教室、特別教室
多くの方々に起こしいただきました。
ありがとうございました!

当日は思った以上に知らない方々の顔ぶれで
ちょっと緊張。
スライドを流しながら。
また熊澤茂吉さんとの対談も交えながら進行して行きました。

 okebaのブログに詳細のレポートがアップされていたので
ぜひよんでみてください。

2013年3月3日日曜日

西の窓

先日まで来てくれていた、強力すけっとの茅ヶ崎の平沼組の平沼さんが
西の窓の透明ガラスをはめ込んでくれました 。
おかげで瀬戸内の美しい景色と一緒に作品がみれるようになりました。
瀬戸内海の島々の上を飛んでいるかのような浮遊感です。

平沼さんありがとうございます。
他にも平沼さんには外まわりを中心に、あまり気付かないけど重要な部分をやってもいました!
靴を脱ぐ場所や軒の拡張、窓ガラスのメンテナンス用の足場などなどなど。

今回のような家での作品制作は、作品以外の部分もけっこう手がかかります。
それがまたたのしみでもあるのですが。悩むことも多々。
専門的な知識と経験がある方の手助けは本当に助かります。

ちなみに大きなガラスは高松のガラス屋さんに頼んで島まで運んでもらいました。
息のあったいい感じのご夫婦で、車が通らない男木の細い坂道を二人で担いで運んでくれました。
ガラスの搬入も島では大仕事。
心配して島の方々も駆けつけてくれました!
みんな優しくて感動。

このガラス屋さん、3年前の芸術祭はすべての作品をみてまわったそうで!
たまたま女木島で作品をみて、
ついでにみた男木島で面白さにはまりファンになったそう。
そんなガラス屋さんとの出会いは本当に偶然で、
だけどいい方達にめぐりあえたなぁと、うれしい出会いでもありました。

2013年2月20日水曜日

ちょっと帰ります

本日の最終便で島を出て、
ただ今自宅のある神奈川県大磯へ帰宅中。

23日(土)にある、暮らしの教室、特別教室@okebaでお話しをするのが主な目的です。

1月27日に大磯を出発して、一ヶ月弱の島での滞在でした。
島の規則正しい生活が心地よい。
フェリーのめおんがちょうどいい具合に時を刻んでくれていました。
島の美味しい物も沢山食べれたし。
けっこう楽しみながらやっています。

そしてこえびさんたちに、かなり助けられ
ぼちぼち順調に前半戦の制作が進んだと思います。
ありがとうございます!

しかし冷静に考えると、制作できるのはすでに一ヶ月を切っていて、
ぱっとみ進んでいるとはいえまたまだやることは山ほどあります。

これから、手をつけていない部分をやり、さらに細かい微調整をしながら完成に向けていきます。

今まではどんどん進む作業でしたが、
これからは細かい作業が増え、がんばっているのにあまり進んでみえないなぁ。
なんていう時期に突入です。

ちゃんと作戦練って、後半戦に突入したいと思います。

家のなかの作品完成予定日は3月15日の目標。
20日の開幕までは家の周囲の整備などして。と万全に会期を迎えたいところです。

次島に行くのは24日の夜。
あっという間の帰宅になりそうです。

2013年2月19日火曜日

春の足音

今日は雪で、かなり冷え込んでいますが
男木島にも少しずつ春が訪れています。

雪の降るなか咲いている梅
梅は可愛らしくて品があってすきです。

男木島名物の春の便りはたくさんの水仙の花です。
水仙は島のいたるところに咲いていて、いい香りをただよわています。
スイセンをみにくる団体観光客さんも多いのです。
男木灯台の近くには水仙がたくさん咲いている場所があるそうです
近々みにいかなくちゃ。
宿舎の私のお部屋にも島の方からいただいた水仙の花がいけてあります。

おんば(手押し車)にたくさんのお花をのせていた水仙をくださったお母さん。
素敵です!笑顔も素敵!

2013年2月18日月曜日

男木島の文化祭

先日開かれていた島の文化祭に行ってきました。

男木はなんだかんだでイベントが多いです。
というか、自分の住んでいる町にもいろいろイベントはあるのだろうけど参加してないだけなのかな。と思う今日この頃。

なにかイベントがある日は朝、島の放送で連絡が流れます。

文化祭はコミニティーセンターで開催されていて、
島の方々のお雛様や結納品の展示や島の夏祭りや、ちょっとしたイベント、またイノシシ狩りの様子などの写真や、島の風景の油彩画などが飾られていました。



これがまたおもしろくて思わずゆっくりみてしまいました。

写真は同時に焼き増しの受付までしていて、なんかこの感じなつかしいぞ。
小学校の遠足の後を思い出しました。

お雛様は島のおばあちゃんの人形さんにまつわる昔話を聞きながら。
お雛様の展示は今年がはじめての試みらしく、
20年以上倉庫に眠っていた物を文化祭の為に出して来たそうです。
お人形さんたちも、ちょっと驚いている風でした。

最後においしいおしるこをいただいて。
なんだかよいひととき。
島のお汁粉はお年寄りがお餅を喉に詰まらせないように、
餅ではなく小麦粉でできた白玉のような感じのお餅風の物(名前忘れてしまいました。。)
が特徴だそう。

2013年2月17日日曜日

制作現場の空気

こえび隊のブログに石塚現場の記事が更新されました。

タイトルは「作品制作!日々、吊るしてます。」
制作現場はこんな感じ。
http://www.koebi.jp/blog/entry-565.html

こえび隊のみなさんのおかげでなんとか順調に進んでいます。

ありがとうございますー!

男木島の日曜日

毎週日曜日の朝は男木の港は市が開かれます。
新鮮な魚貝類や、島のお母さんの味のご飯
さざえ飯やタコ飯、ちらし寿司やおいなりさん。
島の落花生を炊いたのや、おしんこ。
手づくりのパン

なんとなしに島の人達がやってきて賑やかです。
最近は芸術祭のサポーターのこえびさんが船から降りるとそこに群がり、
活気づきます。

おいしいものが手に入るだけじゃなく、島の人達の顔がわかって
お話しできて、いい感じ。

今日はお昼にちらし寿司とポテトサラダを購入!
カレイやさざえも頂きました。

食べるのが楽しみです。

2013年2月16日土曜日

すけっと

 昨日まで茅ヶ崎よりRicoのぶっちさん(鈴木健之さん)に男木島に制作の手伝いに来てもらいました。

実はぶっちさんは料理人でもあるのです。
今回は、ご飯係をもおまかせしました!
そしたら島の食材を使ったすてきな夕飯のオンパレード!

先日はタイとセイゴ?(スズキのこども)やアラえび。島のお野菜を使って、
ちょっとおしゃれなお料理に変身させてくれました。
素材もいいし、腕もいい。
料理は魔法ですねー。


素材をくださった、漁師さんにも島の方々にも感謝感謝なのです。

いろいろおいしくつくってくれて風邪もふっとびました。
毎晩がっついてたべてしまう私。
おいしいお料理は会話もはずみますねー。
宿舎では男木で制作中の西堀さんとこたつでいただきましたよー。
写真でみるよりも数倍おいしい!

滞在最終日には、ご好意で民宿さくらさんの別館の新しいキッチンをお借りして。
島の方々と制作中の西堀さんとパルコさんも交えちょっとしたパーティーを開催。
島の方々へ日頃の感謝のお礼も兼ねて
(お料理は私がつくるわけではないのですが。。)

今日は作り置きしていってくれたおかずとお鍋を
神奈川から来たmaruuさんとたかねの3人で食べて。
おなかいっぱいです。
食はエネルギーの源!


もちろん制作のお手伝いも大助かりです。
暗い空間をつかったインスタレーションのために、地道に窓をふさいでいってもらいました。
その他諸々力仕事も多々やってもらって大活躍!!
ぶっちさん本当にありがとうございました。

(石塚)

2013年2月12日火曜日

島の物集め

島の方たちやこえび隊の協力もあり作品で使用する古道具が集まってきました。

古道具といっても今回の作品の大切な素材です。こえび隊とともに島中のお宅を廻る姿はまさにトレジャーハンティング。
「こんな古くて傷んでいるものでもいいの?」なんていいながらたくさんゆずっていただきました。


今回の作品のテーマのひとつでもある島の人々の暮らし。農具や漁具を中心に集まった島の生活に必要不可欠なさまざまな道具。
こうやって集まったものを眺めていると島の昔の生活や風景を覗いているようでわくわくした気持ちになります。


中にはこんなものも。写真は明治時代の唐箕です。
唐箕といっても水が貴重である島ではお米の栽培はしていません。
そんな島では主に麦や芋を栽培して暮らしていたそうです。

物を通して島の歴史を知ることも作品のいいスパイスになりそうです。

渡邉